
英会話の練習って、ChatGPTの音声でできるんだよね? スピークにお金を払う意味、ある?
この疑問について、両方を使って感じた違いを整理しました。
結論はシンプルで、この2つは「どっちが上か」で選ぶものではありませんでした。今の自分に足りないものがどっちかで、どちらが合うかが変わります。
読み終わる頃には、自分がスピークに払う側なのか、ChatGPTで十分な側なのか、判定できるようになっているはずです。
【最初に結論】「今、足りないもの」で決める判定表

| 今、足りないもの | 心当たりのサイン | 向いているのは |
|---|---|---|
| 言いまわしのストック | 表現の引き出しが少ない/何を練習すればいいか分からない/声を出す習慣がない | スピーク |
| 自分から出す力 | 引き出しはあるのに会話で出てこない/日本語で組み立ててから訳す癖がある | ChatGPT |
ひとことで言うと、「言いまわしを増やす練習はスピーク。自分から出す練習はChatGPT」です。
初級・上級というレベルではなく、いま足りない練習で選ぶほうが、実感に合いました。初級でも自分から話す練習が足りない人はいるし、その逆もいます。
言いまわしのストックが足りないと感じるなら、スピークは試す価値があります。7日間の無料体験で全機能を使えます。
逆に、引き出しはあるのに自分から出てこないタイプなら、無理にスピークに課金しなくていい。これが私の立場です。
ChatGPTでできる英会話練習【2026年8月時点】

ChatGPTには音声会話モードがあり、無料版でも使えます。
音声モードでできること(公式仕様)

- 音声は3種類。最新のLive(相手の声を聞きながら話せる・途中で割り込める)、従来のAdvanced、ターン制のStandard
- 設定の「Voice → Language」で普段話す言語を選べる。会話の途中で「ここから英語で話そう」と頼むこともできる
- Background conversationsをオンにすると、他のアプリを開いていても、画面をロックしていても会話が続く
つまり、スマホをポケットに入れたまま英語で話し続ける、という使い方ができます。

歩きながら話せるのは、とても便利です。
ただし、歩きながら使うなら周りの音と車にはくれぐれも注意してください。
料金と音声の上限(無料版・Go・Plus)
料金は円建てで、次の通りです(2026年8月22日時点・OpenAI公式の料金ページ)。
| プラン | 月額 | 音声会話 |
|---|---|---|
| 無料版 | 0円 | 使える。ただし24時間ごとの上限あり(時間は非公開) |
| Go | 1,400円 | 最新の音声(GPT-Live-1)が1日あたり計2時間+簡易版2時間 |
| Plus | 3,000円 | 音声の上限はGoと同じ。使えるモデル・機能が増える |
- 1回の音声会話は最長2時間
- 無料版の上限が「何分か」は、発表されていません。
- 料金・仕様は変わることがあるので、契約前に公式サイトで最新を確認してください
無料でここまでできるなら、「わざわざスピークに払う意味ある?」という冒頭の疑問は、ますますもっともです。
私のChatGPT練習の型(無料版・通勤中に30分)

私が使っているのは無料版です。通勤中に1日30分ほど、音声モードで英語を話しています。
やり方は単純で、毎回ChatGPTにこう頼みます。
トピックさえ出してもらえば、あとは自分の言葉で話すだけ。言えなかったフレーズの復習まで、頼めば全部やってくれます。
この使い方で、無料版の上限に当たったことはありません。
「頼めば何でもやってくれる」の落とし穴

ここまで読むと、ChatGPTは英会話の練習相手として十分に見えます。実際、これで十分な人がいます。
ただ、1つだけ構造的な特徴があります。頼めば何でもやってくれる。裏返すと、頼まないと何も始まらない。
今日は何のトピックで話すか。どのくらいのレベルで返してもらうか。言えなかったフレーズをいつ復習するか。この「練習メニューを組む仕事」は、毎回こちら側にあります。
私はテンプレの3行を決めてからは迷わなくなりましたが、決めるまでは「今日は何を話そう……」で立ち止まる日がありました。
練習そのものより、メニューを組むほうが先に面倒になる。心当たりがある人にとっては、ここが分かれ目になります。
スピークでできる英会話練習【2026年8月時点】

スピーク(Speak)は、スピーキング特化のAI英会話アプリです。全世界で1,500万ダウンロード・ストア評価4.8(2026年8月時点)。
私は2026年7月26日から課金して使っています。
開くと、今日やるレッスンが決まっている

スピークのレッスンは、動画で学ぶ→声に出す→AIと会話で実践、という3ステップ構成です。
私の場合、天気の言い方のような基礎から始まって、少しずつレベルが上がっていきました。レッスン中は文章が表示されて、それを声に出していく形。序盤をやった範囲の体感では、会話というより「言いまわしを増やしている」感覚に近いです。
ChatGPTとの一番の違いはここで、何を練習するかを自分で決めなくていい。アプリを開いたら、今日の分が用意されています。
言えなかったフレーズが、復習に回ってくる

スピークには、間違えた内容をもとに自分専用の復習レッスンが作られる仕組みがあります。
私の体感でも、言えなかったフレーズを自然な形で復習できて、レッスンごとにいろんな英文に出会います。この積み重ねで、言いまわしが増えていると感じます。

「あのとき言えなかったやつ」がまた出てくるの、地味に効くんですよね。
一単元終えるとスコアが上がるので、やってる感もあります。このあたりの機能の詳細と評判は、レビュー記事に分けてあります。
あわせて読みたい:スピーク(Speak)の評判・口コミは本当?課金して使った感想と無料体験の注意点
料金と無料体験【2026年8月時点】
| プラン | 年払い | 月払い |
|---|---|---|
| プレミアム | 19,800円(月あたり1,650円) | 3,800円 |
| プレミアムプラス | 29,800円(月あたり2,483円) | 5,800円 |
(2026年8月時点・公式サイトより)
※料金は改定されることがあるので、最新の情報は公式サイトで確認してください。
- 無料体験は7日間。月間・年間どちらで始めても、7日間はすべてのコンテンツを使えます
- トライアル終了の24時間前までに解約すれば、自動更新されず請求もありません
- 無料会員のまま使えるのはプレビュー機能のみです
ChatGPTは無料で使えます。だから考えることは1つで、「それでもスピークにお金を払う意味があるか」です。その答えは、いま足りない練習がどちらかで決まります。
違いは、練習の形が逆なこと

2つを並べて使うと、練習の方法が真逆だと分かります。
- スピーク:用意された英文を、声に出して自分のものにしていく。メニューはアプリが組む。→ 言いまわしを「増やす」練習
- ChatGPT:話題はもらえるが、口から出す英文は自分でつくる。メニューも自分で頼む。→ ストックを「出す」練習
場面で言うとこうなります。スピークでは「How’s the weather?」のような英文が画面に出て、それを声に出します。自分で文を考える場面は少なく、そのぶん知らなかった言いまわしを練習できます。
ChatGPTでは「週末の予定」のようなトピックをもらったら、次に出す英文はゼロから自分でつくります。手持ちの言いまわししか出てこないかわりに、「自分の言葉で言う」練習になります。
スピークは言われた通りにやるだけで、言えなかったフレーズの復習といろんな英文に触れることができて、ストックできる言いまわしが増えると感じました。
一方で、私には「日本語で文を組み立ててから訳す」癖があります。この癖は、指示された文を声に出す練習では変わりにくい、というのが私の実感です。ChatGPTと自分の言葉で短くやりとりしているときのほうが、この癖と正面から向き合えます。

どっちが上、じゃなくて、効く場所が違うんです。
だから、判定の軸は「レベル」ではなく「今、足りないもの」。どちらに重点を置くかで変わってきます。
言いまわしのストックが足りないなら、スピーク

上記3つに共通するのは、「出す」以前にインプットと勉強の習慣が足りない状態だということです。
引き出しが少ないうちにフリートークをしても、出せるものがなくて沈黙します。そして「今日は何をやるか」を毎回自分で決める学習は、決める段階で消耗します。英語は単語・文法・リスニング・スピーキングとメニューが多すぎて、選んでいる時間のほうが長くなりがちだからです。
スピークでは、この3つが最初から仕組みとして用意されています。開いたら今日の分がある。言えなかったフレーズは復習に回る。そして相手が人ではないので、大きな声で、何度でも言い直せます。

人間相手だと言い直しにくい一文も、AI相手なら何回でもやり直せます(笑)
「声を出すのが恥ずかしくて練習できない」が本丸の人は、こちらの記事から読んでください。
あわせて読みたい:英語を話すのが恥ずかしい人へ|克服しなくていい理由と、恥ずかしくない練習場所のつくり方
自分から出す力が足りないなら、ChatGPTで十分

この状態に必要なのは、新しい教材ではなく自分から出す時間です。
トピックをもらって、自分の言葉で短い文をつくって、口から出す。この練習はChatGPTの音声モードで、無料版でも今日から回せます。頼み方は「私の練習の型」で紹介した3行がそのまま使えます。
引き出しがあるのに出てこないのは、能力の問題ではなく、出す練習の量の問題です。インプットの練習をいくら足しても、この詰まりは解消しません。
だから、この状態の人が先にスピークへ課金すると、「いいアプリだけど、いま欲しいのはこれじゃない」になりがちです。課金は、やってみて「出せる言いまわしが少ない」と感じてからで遅くありません。
併用するなら、この分担

両方に心当たりがある人、または片方をやってみて足りないものがわかってきた人は、役割を分けておくと、どちらを開くか迷いません。
| 役割 | 使うもの | やること |
|---|---|---|
| 言いまわしを増やす | スピーク | 今日のレッスンをこなす。復習はアプリに任せる |
| 自分から出す | ChatGPT | トピックをもらい、自分の言葉で短くやりとりする |
私はいま、通勤中はChatGPTと自分の言葉で話し、スピークでは言いまわしを仕入れています。増やした言いまわしを翌日の会話で出せたときが、うれしい瞬間です。
両方を最初から回そうとすると、たいてい両方が中途半端になります。まず1つを生活の決まった時間に置いて、物足りなくなったらもう1つを足す。この順番が私のおすすめです。
ほかのAI英会話アプリとの位置づけ

スピークバディとの比較は別記事で
同じ会話特化型のAI英会話アプリに、スピークバディがあります。レベル判定テストから始まるのが特徴で、スピークとの詳しい比較は1本の記事にまとめてあります。
あわせて読みたい:AI英会話スピークとスピークバディを比較|料金・レベル判定の違いと、どっちを選ぶべきか
よくある質問

QChatGPTの無料版だと、音声は1日何分まで使えますか?
A具体的な時間はわかりません(24時間ごとの上限がある、という案内のみ)。上限は固定の「1日」ではなく、直近24時間で区切る仕組みです。私は1日30分ほどの練習で上限に当たったことはありません(2026年8月時点)。
QすでにChatGPT Plusに課金しています。スピークを足す意味はありますか?
A足りないものが「言いまわしのストック」なら、あります。Plusで増えるのは音声の時間と使えるモデルで、練習メニューを組んでくれるわけではないからです。足りないものが「出す力」なら、Plusのままで十分です。金額で言うと、スピークは年払いで月あたり1,650円・月払い3,800円。Plus(3,000円)と同じくらいの金額を追加で払う価値があるかは、この「足りないもの」で判断してください。
Qスピークは無料でどこまで使えますか?
A無料会員のまま使えるのはプレビュー機能だけ。7日間の無料体験なら、すべてのコンテンツを使えます。終了の24時間前までに解約すれば請求はありません。私も最初は無料体験から入りました。
Qスピークとデュオリンゴはどう違いますか?
Aデュオリンゴは単語・文法まで含めた総合学習アプリで、アプリ自体は無料で始められます。AIキャラクター「リリー」とのビデオ通話は、有料プランMaxの機能です(2026年8月時点・公式情報)。話す練習の量を最優先するなら、レッスン全体が話す練習でできているスピークが候補になります。
Qトークフルとスピークはどう違いますか?
Aトークフルも会話特化のAI英会話アプリで、シーン別英会話や、自由にシーンを設計できるカスタム英会話があります。料金はプレミアムが年19,800円で、スピークの年払いと同じ金額です(2026年8月時点・公式情報)。無料体験は、スピークが7日間。トークフルは日数の公式記載がありません。
Qスピークにも自由な会話機能はありますか?ChatGPTと何が違う?
Aあります。「フリートーク」というキャラクター相手の会話機能です。「イタリアンレストランで注文する」のようにシチュエーションを設定でき、会話中にはヒントや訂正が入ります。完全に白紙の状態から話すChatGPTに対して、場面と支えが用意されているのがスピーク側、という違いです。
Q英語に自信がなくても、ChatGPTと音声で話せますか?
A話せます。設定で言語を選べるうえ、「短い文でやりとりして」「ゆっくり話して」と日本語で頼めば、そのとおりに付き合ってくれます。相手はAIなので、聞き返しても言い直しても、待たせる相手がいません。
Qスピークの解約は面倒ですか?
A手順は契約した経路(App Store/Google Play/Web)で変わります。私は契約した日に、アプリの購読管理画面で初回課金日と解約ボタンの場所を確認しておきました。全経路の手順はこちらにまとめてあります。
あわせて読みたい:スピーク(Speak)の解約方法|iPhone・Android・Web版で違う手順と返金の条件
Qスピークに割引はありますか?
Aキャンペーンの内容によって適用される価格が変わる場合がある、と公式ヘルプに明記されています。私は2026年7月に、1ヶ月180円のキャンペーンで契約しました。開催状況は時期によって変わるので、公式サイトで確認してください。
まとめ:足りないものが決まれば、選ぶ相手も決まる

- 言いまわしのストックが足りない人 → スピーク。今日の分のメニューが用意され、言えなかったフレーズが復習に回ってくる
- 自分から出す力が足りない人 → ChatGPT。無料版でも音声会話ができる(24時間ごとの上限あり・時間は非公開)
- 料金はスピーク年払いで月あたり1,650円〜・月払い3,800円、ChatGPTは無料版0円〜Plus 3,000円(2026年8月時点)
- 併用するなら、増やすのはスピーク・出すのはChatGPTの分担
私はいま、通勤中にChatGPTと話して、スピークで言いまわしを仕入れる毎日です。
ChatGPTの仕様と料金は変わりやすい領域なので、大きく変わったらこの記事に追記します。
最後にひとつだけ。
どっちを選んでも、練習相手はもう、あなたのスマホの中にいます。
同じように「ChatGPTで十分では?」と迷っている人の参考になれば嬉しいです。


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