鎌倉日帰り旅行の費用を全公開|小町通り・大仏・報国寺をめぐった1日のリアルな出費

旅・おでかけ

「鎌倉に日帰りで行ったら、1日でいくらかかるんだろう?」

旅行の計画を立てるとき、いちばん気になるのがお金のことですよね。

この記事では、私が実際に鎌倉を日帰りでまわったときの費用を、まるごと公開します。

鎌倉日帰り旅行のハイライト(小町通り・大仏さま焼き・鎌倉大仏・報国寺の竹林)
小町通りの食べ歩きから大仏、報国寺の竹林まで。雨の鎌倉を日帰りでめぐった1日

この記事は、こんな人に向けて書いています。

  • 鎌倉に日帰りで行きたいけど、予算の目安が知りたい人
  • 交通費・拝観料・ごはん代が、実際いくらかかるか知りたい人
  • 定番スポットを効率よくまわるルートを知りたい人

先に結論から。

この日、私が実際にまわったのはこの順番です。

  1. 小町通りで食べ歩き
  2. 報国寺(竹の庭)
  3. 鎌倉大仏(高徳院)
  4. 長谷寺 ※入れず…(理由は後ほど)
  5. しめの海鮮丼

そして、現地でかかった費用は ぜんぶで約4,600円

寺社の拝観料は数百円とお手頃なので、「鎌倉って意外とお金がかからないな」というのが正直な感想でした。

ちなみにこの日は、あいにくの雨の日曜日

ベストなコンディションとは言えませんでしたが、それでも鎌倉は最高でした。

ここからは、スポットごとに「何にいくら使ったか」、そして「実際どうだったか」を正直に公開していきます。


まずはこの日の全体スケジュール

細かい話に入る前に、1日の流れをざっと表にまとめておきます。

時間場所・できごと
9:00自宅を出発
11:30鎌倉駅に到着、小町通りで食べ歩き
12:30報国寺(竹の庭・お抹茶)
14:30鎌倉大仏(高徳院)
15時台長谷寺へ→あじさいが見られず断念
16:30小町通りに戻って海鮮丼
18:00鎌倉駅から帰宅

朝9時に出て、夜6時に鎌倉を出発。

移動時間を含めても、半日ちょっとで主要スポットをぎゅっと楽しめました。

これくらいの予定なら、遠方からでなければ日帰りで十分まわれます。


鎌倉までのアクセスと、現地の交通費

鎌倉は、東京方面から電車でおよそ1時間。

日帰りでふらっと行ける距離なのが、うれしいところです。

現地の移動でよく使うのが、ことことゆれる江ノ電(江ノ島電鉄)。

私は、大仏や長谷寺のある長谷エリアへ行くときに乗りました。

  • 江ノ電 鎌倉〜長谷:片道200円(往復400円)/所要時間は約5分

主要なスポットは駅から歩いてまわれるので、現地でかかった電車代はこれだけ。

意外とお金はかかりません。

ちなみに鎌倉駅から長谷寺へも徒歩30分くらいなので、鎌倉の街並みを見ながら歩いても行けます。

小町通りから報国寺へは「徒歩」か「バス」か

今回ひとつ反省したのが、小町通り(鎌倉駅周辺)から報国寺への移動です。

私は歩いて向かいましたが、これがだいたい徒歩20分ほど

歩けない距離ではありませんが、道中は歩道が細い道が多くて、正直ちょっと危なかったです。

雨だったこともあり、傘をさしながらの徒歩はなかなか大変でした。

  • とにかくラクに行きたい人 → バスがおすすめ。鎌倉駅東口の5番乗り場から乗って「浄明寺」で下車、そこから徒歩3分ほどで報国寺です。
  • 道の雰囲気を味わいたい人 → 歩いてもOK。古都らしい街並みを感じながら向かえます。

体力やお天気と相談して、決めるといいと思います。


①小町通りで食べ歩き。雨でも大にぎわい

鎌倉駅に着いて、まず向かったのが定番の小町通り。

時間はお昼前の11時半ごろです。

雨の小町通りの様子
雨でも人がいっぱいの小町通り

あいにくの雨、しかも日曜日。

「雨なら空いてるかな?」なんて期待は、見事に裏切られました。

通りは傘で埋まるほどの大にぎわい。

さすが鎌倉、雨くらいでは人気は揺るがないみたいです。

小町通りの楽しみといえば、やっぱり食べ歩き。

お腹を空かせてきたので、気になったお店を順番に攻めていきました。

この日に食べ歩いたのは、次の3つです。

ひとつずつ紹介していきます。

Giraffa(ジラッファ)のグリーンカレーパン|550円

まず食べたのが、Giraffa(ジラッファ)のグリーンカレーパン。

Giraffa(ジラッファ)の店構え
行列もできる人気のカレーパン屋さん
Giraffaのグリーンカレーパン
スパイスの香るグリーンカレーパン

サクッと揚がったカレーパンは、スパイスが効いていて、雨で冷えた体にぴったりでした。

食べ歩きの1品目としては大満足のスタートです。

📍 お店の場所(Googleマップ)

ともやの大仏さま焼き|250円

続いては、ともやの「大仏さま焼き」。

ともやの大仏さま焼き
大仏さまのお顔がそのまま焼き上がった一品

大仏さまのお顔がそのまま焼き上がっていて、見た目のインパクトで思わず手が伸びる一品。

鎌倉らしい「映える」おやつで、写真も撮りたくなります。

📍 お店の場所(Googleマップ)

豊島屋 瀬戸小路のチョコレートワッフル|280円

3つ目は、豊島屋 瀬戸小路のチョコレートワッフル。

豊島屋といえば鎌倉土産の定番「鳩サブレー」のお店ですが、瀬戸小路では焼きたてのワッフルがその場で食べられます。

しかもお店の2階がイートインスペースになっていて、ここがありがたかった。

雨の日の食べ歩きは、片手に傘、片手に食べ物で、なかなか落ち着いて食べられません。

その点、座って食べられる場所があるお店は、雨の日の強い味方でした。

ちなみに、このお店では名物の鳩サブレーも売っていたので、お土産はここで調達するのもよさそうです。

📍 お店の場所(Googleマップ)

食べ歩きだけで使ったのは、ここまでで 合計1,080円

1品ワンコイン前後で、いろんな味を少しずつ楽しめるのが小町通りのいいところ。

1,000円ちょっとでお腹も気分も満たされて、鎌倉さんぽのスタートとしては上々でした。


②報国寺。竹の庭で過ごす、静かなお茶の時間

小町通りから歩いて向かったのが、報国寺。

通称「竹寺」とも呼ばれる、竹林で有名なお寺です。

報国寺の門
入る前から雰囲気が漂う山門

入る門から、もう雰囲気が漂っています。

門をくぐると、手入れの行き届いた日本庭園がひろがっていて、それだけで気持ちが落ち着きます。

門を入ってすぐの庭
門をくぐってすぐ、美しい庭が出迎えてくれる
庭の池の鯉
池には鯉も。細部まで手入れが行き届いている

奥へ進むと、いよいよ竹の庭への入口。

ここで拝観料とお茶代を支払います。

支払いは現金のみなので、小銭を用意しておくと安心です。

有料区画の入口あたり
ここから先が「竹の庭」
有料区画の中
一歩入ると空気が変わる

中に入ると、まっすぐ伸びた立派な竹林が一面にひろがります。

報国寺の竹林
見上げるほどの竹がずらりと並ぶ
竹林の中
雨に濡れた竹がしっとりと美しい

雨に濡れた竹が、しっとりとしていて、これがまた美しい。

正直、ここは入る価値あり、です。

竹林の奥にある茶席(休耕庵)では、お抹茶をいただけます。

竹林を眺めながらのお抹茶
竹林を眺めながらいただく一服

私はここで10分ほど休憩しました。

風情のあるお盆に、お茶菓子をのせる紙、そして落雁のような砂糖菓子。

なにより、竹林を眺めながらいただく抹茶が最高でした。

竹に囲まれた空間で味わう一服は、いつものお茶とはまるで別物。

雨音を聞きながらの時間は、まさに「来てよかった」と思える瞬間でした。

報国寺でかかったのは、拝観料400円とお抹茶600円で 合計1,000円

このお茶体験込みで1,000円なら、大満足です。

最後に、報国寺の基本情報をまとめておきます。

報国寺の基本情報内容
拝観受付9:00〜16:00
拝観料400円(高校生以上)/200円(小・中学生)
お抹茶券600円(販売は15:30まで・お菓子付き)
支払い現金のみ
休み年末年始(12/29〜1/3)、悪天候時は休止あり

📍 場所はこちら(Googleマップ)


③鎌倉大仏。はじめて見た、その大きさに圧倒

報国寺を出たあとは、いったん歩いて鎌倉駅へ戻り、江ノ電で長谷駅へ。

向かったのは、鎌倉といえばの鎌倉大仏です。

正式には高徳院というお寺のご本尊にあたります。

鎌倉大仏
想像以上の大きさに圧倒される

実は、見るのはこれが初めて。

実物を前にすると、想像以上の大きさに圧倒されました。

これが昔の人の手でつくられたと思うと、その技術力にただただ驚くばかりです。

ここでちょっと豆知識を。

  • 正式には「銅造阿弥陀如来坐像(どうぞうあみだにょらいざぞう)」という青銅製の仏像
  • 大仏さまの高さは、像だけで約11.3メートル、台座を含めると約13メートル、重さはなんと約121トン
  • つくられ始めたのは1252年、今から約770年前の鎌倉時代
  • もとは大きなお堂(大仏殿)の中にいたけれど、室町時代の地震や津波で建物が失われ、今は屋外(露座)に
  • 国宝に指定されています

もう少しだけ、深掘りしてみます。

じつはこの大仏さま、つくられた当初は金色に輝いていたと考えられています。

今はすっかり落ち着いた青銅色ですが、よく見ると右のほほのあたりに金箔(きんぱく)の跡が残っているんだとか。

そして、いちばん驚いたのがこのあと。

長い年月、ずっと屋外で座り続けているという事実です。

もともとは立派なお堂(大仏殿)の中に納められていましたが、室町時代の大きな地震・津波でお堂が失われたと伝えられています。

それでも大仏さまだけは無事で、以来ずっと雨の日も風の日も、この場所で静かに座り続けています。

雨に打たれる大仏さまを見上げていると、その長い年月に思わず胸が熱くなりました。

ちなみに、歌人の与謝野晶子(よさのあきこ)が「鎌倉や 御仏(みほとけ)なれど釈迦牟尼(しゃかむに)は 美男におはす 夏木立かな」と詠んだのも、この鎌倉大仏です。

「美男(イケメン)」と詠まれた仏像、と思って眺めると、また違った味わいがありますよ。

大仏の「中」に入ってみた

そして実はこの大仏、中に入れるんです。

胎内拝観といって、追加50円で大仏さまの体の内部を見学できます。

大仏の胎内
大仏さまの内部。意外と殺風景

正直に言うと、中は狭くて暗いです。

ただ、大仏の背中の部分が開いていて、そこから光が入り、換気もされています。

中に何かが飾ってあるわけではなく、見られるのは内部の構造だけ。

ぶっちゃけ殺風景でした。

でも、「大仏の中ってこうなってるんだ」と知れただけで、50円の価値は十分あったと思います。

鎌倉大仏でかかったのは、拝観料300円と胎内拝観50円で 合計350円

歴史を感じながらこれだけ楽しめて、この値段はうれしいですね。

最後に、鎌倉大仏(高徳院)の基本情報をまとめておきます。

鎌倉大仏(高徳院)の基本情報内容
拝観時間8:00〜17:30(4〜9月)/8:00〜17:00(10〜3月)
拝観料一般300円/小・中・高校生150円
大仏胎内拝観8:00〜16:30・追加50円

📍 場所はこちら(Googleマップ)


④長谷寺。あじさいを見られなかった、痛恨の教訓

大仏のすぐ近くにあるのが、あじさいで有名な長谷寺。

6月の鎌倉といえば、ここのあじさいを楽しみにしている人も多いはず。

私もそのつもりでした。

……が、結論から言うと、見られませんでした。

長谷寺のあじさい(眺望散策路)は、混雑する時期は整理券制になっています。

ポイントは、お寺の拝観料(400円)と、あじさい券(500円)は別物だということ。

あじさいを見るには、拝観料に加えてあじさい券が必要なんです。

そして、このあじさい券が問題でした。

私が着いたとき、入口には「満員」の文字。

その日のあじさい券は、すでに売り切れていたんです。

係の人に聞くまでもなく、貼り紙を見てそのまま引き返しました。

あじさいが目当てだったので、お寺の中にも入りませんでした。

そのため、ここでかかった費用は 0円

でも、見たかった景色を逃したのは、やっぱり痛いです…。

学んだ教訓:あじさい券は「当日券」。朝イチで確保を

あとで調べてわかったのですが、長谷寺のあじさい券は、基本的に当日の入場整理券です。

数量限定なので、見頃の土日は昼前に売り切れることも多いそう。

(混雑対策として、時期によっては事前のネット予約枠が設けられる年もありますが、私が調べたときは当日券のみの案内になっていました。)

私が着いたのは午後。これでは間に合わないわけです。

これから6月に行く人は、ぜひ私を反面教師にしてください。

あじさい狙いなら、朝イチで当日券を確保するのが確実です。

これだけは覚えておいてほしい、今回いちばんの教訓です。

見晴台からは相模湾も見渡せるそうなので、来年こそリベンジします。

最後に、長谷寺の基本情報をまとめておきます。

長谷寺の基本情報内容
拝観時間8:00〜17:00(受付16:30)※4〜6月は17:30まで
拝観料大人400円/小学生200円
あじさい鑑賞券別途500円(眺望散策路に入る人のみ・当日の整理券制)

📍 場所はこちら(Googleマップ)


⑤しめは海鮮丼。生しらすにありつけた一日

長谷から江ノ電で鎌倉駅へ戻り、しめのごはんへ。

やっぱり海の街・鎌倉らしく、海鮮丼に決めました。

入ったのは、小町通りにある「湘幕水産 鎌倉店」というお店です。

お店のメニュー
海鮮丼はどれも1,500円。頼んだのは「楓」

時間は16時半すぎ。

中途半端な時間だったからか、店内にいたのは自分たちだけでした。

頼んだのは、「楓」という海鮮丼。

海鮮丼はどれも1,500円とわかりやすい価格だったので、そこに鎌倉の名物生しらすをトッピングしました。

  • 楓(海鮮丼):1,500円
  • 生しらすトッピング:300円

しめて 1,800円

味は、正直に言うと「ふつう」でした。

ただ、生しらすはやっぱりよかったです。

生しらすは鮮度が命で、いつでも食べられるわけではない一品。

雨の日曜でしたが、無事にありつけてラッキーでした。

つるっとした食感とほのかな甘みが、1日歩いた体に染みわたりました。

ひとつだけ残念だったのは、店内にたばこの匂いが残っていたこと。

味や生しらすはよかっただけに、ここはちょっと惜しかったです。

📍 場所はこちら(Googleマップ)


今回の鎌倉日帰り、かかった費用まとめ

ここまでの出費を、ぜんぶ表にまとめました。

項目内容金額
交通費(現地)江ノ電 鎌倉〜長谷 往復400円
食べ歩きカレーパン・大仏さま焼き・ワッフル1,080円
報国寺拝観料+お抹茶1,000円
鎌倉大仏拝観料+胎内拝観350円
長谷寺入れず0円
夜ごはん海鮮丼+生しらす1,800円
合計約4,630円

鎌倉での日帰り費用は、現地でかかった分がぜんぶで約4,600円

あらためて見ると、寺社の拝観料は数百円とお手頃です。

費用の大半は、やっぱり食べ歩きと夜ごはんでした。

逆に言えば、食事を控えめにすれば、もっと安く楽しむこともできます。

※自宅から鎌倉までの往復交通費は、お住まいによってプラスしてください。


これから鎌倉に日帰りで行く人へ。失敗しないための4つのコツ

最後に、今回の体験からわかった「行く前に知っておきたいこと」をまとめます。

①現金を用意しておく

報国寺のお茶のように、現金のみのお店や拝観受付もあります。

キャッシュレスに慣れていると、ついカードやスマホ決済だけで来てしまいがち。

小銭を含めて、少し多めに現金を持っておくと安心です。

②あじさい狙いなら、朝イチで当日券を

6月の長谷寺は、あじさい券が当日の整理券制になります。

見頃の土日は、昼前に売り切れることも。

あじさいを見たいなら、朝早い行動が鉄則です。

③雨でも大丈夫な靴を

今回いちばん後悔したのが、靴です。

鎌倉は坂道や石畳も多く、雨の日はかなり滑りやすくなります。

普通のスニーカーだと中まで濡れてしまうので、防水仕様の靴や、濡れてもいい靴があるとずっと快適です。

④移動は「徒歩」か「バス」かを決めておく

鎌倉駅から報国寺のように、歩道が細くて歩きにくい区間もあります。

ラクをしたいならバス、雰囲気を味わいたいなら徒歩。

体力とお天気に合わせて、移動手段を選びましょう。


まとめ:鎌倉は日帰り&約4,600円で大満足できる

雨の日曜という残念なコンディションでしたが、それでも約4,600円で、

食べて、歩いて、竹林に癒されて、大満足の1日でした。

鎌倉は主要スポットがコンパクトにまとまっているので、日帰りでも、この費用で十分楽しめます。

カップルでも、友達同士でも、それぞれの楽しみ方ができるのが鎌倉のいいところ。

長谷寺のあじさいという宿題は残りましたが、それもまた、次に行く理由ができたということ。

鎌倉、やっぱりいい街です。

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