「鎌倉に日帰りで行ったら、1日でいくらかかるんだろう?」
旅行の計画を立てるとき、いちばん気になるのがお金のことですよね。
この記事では、私が実際に鎌倉を日帰りでまわったときの費用を、まるごと公開します。

この記事は、こんな人に向けて書いています。
- 鎌倉に日帰りで行きたいけど、予算の目安が知りたい人
- 交通費・拝観料・ごはん代が、実際いくらかかるか知りたい人
- 定番スポットを効率よくまわるルートを知りたい人
先に結論から。
この日、私が実際にまわったのはこの順番です。
そして、現地でかかった費用は ぜんぶで約4,600円。
寺社の拝観料は数百円とお手頃なので、「鎌倉って意外とお金がかからないな」というのが正直な感想でした。
ちなみにこの日は、あいにくの雨の日曜日。
ベストなコンディションとは言えませんでしたが、それでも鎌倉は最高でした。
ここからは、スポットごとに「何にいくら使ったか」、そして「実際どうだったか」を正直に公開していきます。
まずはこの日の全体スケジュール
細かい話に入る前に、1日の流れをざっと表にまとめておきます。
| 時間 | 場所・できごと |
|---|---|
| 9:00 | 自宅を出発 |
| 11:30 | 鎌倉駅に到着、小町通りで食べ歩き |
| 12:30 | 報国寺(竹の庭・お抹茶) |
| 14:30 | 鎌倉大仏(高徳院) |
| 15時台 | 長谷寺へ→あじさいが見られず断念 |
| 16:30 | 小町通りに戻って海鮮丼 |
| 18:00 | 鎌倉駅から帰宅 |
朝9時に出て、夜6時に鎌倉を出発。
移動時間を含めても、半日ちょっとで主要スポットをぎゅっと楽しめました。
これくらいの予定なら、遠方からでなければ日帰りで十分まわれます。
鎌倉までのアクセスと、現地の交通費
鎌倉は、東京方面から電車でおよそ1時間。
日帰りでふらっと行ける距離なのが、うれしいところです。
現地の移動でよく使うのが、ことことゆれる江ノ電(江ノ島電鉄)。
私は、大仏や長谷寺のある長谷エリアへ行くときに乗りました。
- 江ノ電 鎌倉〜長谷:片道200円(往復400円)/所要時間は約5分
主要なスポットは駅から歩いてまわれるので、現地でかかった電車代はこれだけ。
意外とお金はかかりません。
ちなみに鎌倉駅から長谷寺へも徒歩30分くらいなので、鎌倉の街並みを見ながら歩いても行けます。
小町通りから報国寺へは「徒歩」か「バス」か
今回ひとつ反省したのが、小町通り(鎌倉駅周辺)から報国寺への移動です。
私は歩いて向かいましたが、これがだいたい徒歩20分ほど。
歩けない距離ではありませんが、道中は歩道が細い道が多くて、正直ちょっと危なかったです。
雨だったこともあり、傘をさしながらの徒歩はなかなか大変でした。
- とにかくラクに行きたい人 → バスがおすすめ。鎌倉駅東口の5番乗り場から乗って「浄明寺」で下車、そこから徒歩3分ほどで報国寺です。
- 道の雰囲気を味わいたい人 → 歩いてもOK。古都らしい街並みを感じながら向かえます。
体力やお天気と相談して、決めるといいと思います。
①小町通りで食べ歩き。雨でも大にぎわい
鎌倉駅に着いて、まず向かったのが定番の小町通り。
時間はお昼前の11時半ごろです。

あいにくの雨、しかも日曜日。
「雨なら空いてるかな?」なんて期待は、見事に裏切られました。
通りは傘で埋まるほどの大にぎわい。
さすが鎌倉、雨くらいでは人気は揺るがないみたいです。
小町通りの楽しみといえば、やっぱり食べ歩き。
お腹を空かせてきたので、気になったお店を順番に攻めていきました。
この日に食べ歩いたのは、次の3つです。
ひとつずつ紹介していきます。
Giraffa(ジラッファ)のグリーンカレーパン|550円
まず食べたのが、Giraffa(ジラッファ)のグリーンカレーパン。


サクッと揚がったカレーパンは、スパイスが効いていて、雨で冷えた体にぴったりでした。
食べ歩きの1品目としては大満足のスタートです。
📍 お店の場所(Googleマップ)
ともやの大仏さま焼き|250円
続いては、ともやの「大仏さま焼き」。

大仏さまのお顔がそのまま焼き上がっていて、見た目のインパクトで思わず手が伸びる一品。
鎌倉らしい「映える」おやつで、写真も撮りたくなります。
📍 お店の場所(Googleマップ)
豊島屋 瀬戸小路のチョコレートワッフル|280円
3つ目は、豊島屋 瀬戸小路のチョコレートワッフル。
豊島屋といえば鎌倉土産の定番「鳩サブレー」のお店ですが、瀬戸小路では焼きたてのワッフルがその場で食べられます。
しかもお店の2階がイートインスペースになっていて、ここがありがたかった。
雨の日の食べ歩きは、片手に傘、片手に食べ物で、なかなか落ち着いて食べられません。
その点、座って食べられる場所があるお店は、雨の日の強い味方でした。
ちなみに、このお店では名物の鳩サブレーも売っていたので、お土産はここで調達するのもよさそうです。
📍 お店の場所(Googleマップ)
食べ歩きだけで使ったのは、ここまでで 合計1,080円。
1品ワンコイン前後で、いろんな味を少しずつ楽しめるのが小町通りのいいところ。
1,000円ちょっとでお腹も気分も満たされて、鎌倉さんぽのスタートとしては上々でした。
②報国寺。竹の庭で過ごす、静かなお茶の時間
小町通りから歩いて向かったのが、報国寺。
通称「竹寺」とも呼ばれる、竹林で有名なお寺です。

入る門から、もう雰囲気が漂っています。
門をくぐると、手入れの行き届いた日本庭園がひろがっていて、それだけで気持ちが落ち着きます。


奥へ進むと、いよいよ竹の庭への入口。
ここで拝観料とお茶代を支払います。
支払いは現金のみなので、小銭を用意しておくと安心です。


中に入ると、まっすぐ伸びた立派な竹林が一面にひろがります。


雨に濡れた竹が、しっとりとしていて、これがまた美しい。
正直、ここは入る価値あり、です。
竹林の奥にある茶席(休耕庵)では、お抹茶をいただけます。

私はここで10分ほど休憩しました。
風情のあるお盆に、お茶菓子をのせる紙、そして落雁のような砂糖菓子。
なにより、竹林を眺めながらいただく抹茶が最高でした。
竹に囲まれた空間で味わう一服は、いつものお茶とはまるで別物。
雨音を聞きながらの時間は、まさに「来てよかった」と思える瞬間でした。
報国寺でかかったのは、拝観料400円とお抹茶600円で 合計1,000円。
このお茶体験込みで1,000円なら、大満足です。
最後に、報国寺の基本情報をまとめておきます。
| 報国寺の基本情報 | 内容 |
|---|---|
| 拝観受付 | 9:00〜16:00 |
| 拝観料 | 400円(高校生以上)/200円(小・中学生) |
| お抹茶券 | 600円(販売は15:30まで・お菓子付き) |
| 支払い | 現金のみ |
| 休み | 年末年始(12/29〜1/3)、悪天候時は休止あり |
📍 場所はこちら(Googleマップ)
③鎌倉大仏。はじめて見た、その大きさに圧倒
報国寺を出たあとは、いったん歩いて鎌倉駅へ戻り、江ノ電で長谷駅へ。
向かったのは、鎌倉といえばの鎌倉大仏です。
正式には高徳院というお寺のご本尊にあたります。

実は、見るのはこれが初めて。
実物を前にすると、想像以上の大きさに圧倒されました。
これが昔の人の手でつくられたと思うと、その技術力にただただ驚くばかりです。
ここでちょっと豆知識を。
- 正式には「銅造阿弥陀如来坐像(どうぞうあみだにょらいざぞう)」という青銅製の仏像
- 大仏さまの高さは、像だけで約11.3メートル、台座を含めると約13メートル、重さはなんと約121トン
- つくられ始めたのは1252年、今から約770年前の鎌倉時代
- もとは大きなお堂(大仏殿)の中にいたけれど、室町時代の地震や津波で建物が失われ、今は屋外(露座)に
- 国宝に指定されています
もう少しだけ、深掘りしてみます。
じつはこの大仏さま、つくられた当初は金色に輝いていたと考えられています。
今はすっかり落ち着いた青銅色ですが、よく見ると右のほほのあたりに金箔(きんぱく)の跡が残っているんだとか。
そして、いちばん驚いたのがこのあと。
長い年月、ずっと屋外で座り続けているという事実です。
もともとは立派なお堂(大仏殿)の中に納められていましたが、室町時代の大きな地震・津波でお堂が失われたと伝えられています。
それでも大仏さまだけは無事で、以来ずっと雨の日も風の日も、この場所で静かに座り続けています。
雨に打たれる大仏さまを見上げていると、その長い年月に思わず胸が熱くなりました。
ちなみに、歌人の与謝野晶子(よさのあきこ)が「鎌倉や 御仏(みほとけ)なれど釈迦牟尼(しゃかむに)は 美男におはす 夏木立かな」と詠んだのも、この鎌倉大仏です。
「美男(イケメン)」と詠まれた仏像、と思って眺めると、また違った味わいがありますよ。
大仏の「中」に入ってみた
そして実はこの大仏、中に入れるんです。
胎内拝観といって、追加50円で大仏さまの体の内部を見学できます。

正直に言うと、中は狭くて暗いです。
ただ、大仏の背中の部分が開いていて、そこから光が入り、換気もされています。
中に何かが飾ってあるわけではなく、見られるのは内部の構造だけ。
ぶっちゃけ殺風景でした。
でも、「大仏の中ってこうなってるんだ」と知れただけで、50円の価値は十分あったと思います。
鎌倉大仏でかかったのは、拝観料300円と胎内拝観50円で 合計350円。
歴史を感じながらこれだけ楽しめて、この値段はうれしいですね。
最後に、鎌倉大仏(高徳院)の基本情報をまとめておきます。
| 鎌倉大仏(高徳院)の基本情報 | 内容 |
|---|---|
| 拝観時間 | 8:00〜17:30(4〜9月)/8:00〜17:00(10〜3月) |
| 拝観料 | 一般300円/小・中・高校生150円 |
| 大仏胎内 | 拝観8:00〜16:30・追加50円 |
📍 場所はこちら(Googleマップ)
④長谷寺。あじさいを見られなかった、痛恨の教訓
大仏のすぐ近くにあるのが、あじさいで有名な長谷寺。
6月の鎌倉といえば、ここのあじさいを楽しみにしている人も多いはず。
私もそのつもりでした。
……が、結論から言うと、見られませんでした。
長谷寺のあじさい(眺望散策路)は、混雑する時期は整理券制になっています。
ポイントは、お寺の拝観料(400円)と、あじさい券(500円)は別物だということ。
あじさいを見るには、拝観料に加えてあじさい券が必要なんです。
そして、このあじさい券が問題でした。
私が着いたとき、入口には「満員」の文字。
その日のあじさい券は、すでに売り切れていたんです。
係の人に聞くまでもなく、貼り紙を見てそのまま引き返しました。
あじさいが目当てだったので、お寺の中にも入りませんでした。
そのため、ここでかかった費用は 0円。
でも、見たかった景色を逃したのは、やっぱり痛いです…。
学んだ教訓:あじさい券は「当日券」。朝イチで確保を
あとで調べてわかったのですが、長谷寺のあじさい券は、基本的に当日の入場整理券です。
数量限定なので、見頃の土日は昼前に売り切れることも多いそう。
(混雑対策として、時期によっては事前のネット予約枠が設けられる年もありますが、私が調べたときは当日券のみの案内になっていました。)
私が着いたのは午後。これでは間に合わないわけです。
これから6月に行く人は、ぜひ私を反面教師にしてください。
あじさい狙いなら、朝イチで当日券を確保するのが確実です。
これだけは覚えておいてほしい、今回いちばんの教訓です。
見晴台からは相模湾も見渡せるそうなので、来年こそリベンジします。
最後に、長谷寺の基本情報をまとめておきます。
| 長谷寺の基本情報 | 内容 |
|---|---|
| 拝観時間 | 8:00〜17:00(受付16:30)※4〜6月は17:30まで |
| 拝観料 | 大人400円/小学生200円 |
| あじさい鑑賞券 | 別途500円(眺望散策路に入る人のみ・当日の整理券制) |
📍 場所はこちら(Googleマップ)
⑤しめは海鮮丼。生しらすにありつけた一日
長谷から江ノ電で鎌倉駅へ戻り、しめのごはんへ。
やっぱり海の街・鎌倉らしく、海鮮丼に決めました。
入ったのは、小町通りにある「湘幕水産 鎌倉店」というお店です。

時間は16時半すぎ。
中途半端な時間だったからか、店内にいたのは自分たちだけでした。
頼んだのは、「楓」という海鮮丼。
海鮮丼はどれも1,500円とわかりやすい価格だったので、そこに鎌倉の名物生しらすをトッピングしました。
- 楓(海鮮丼):1,500円
- 生しらすトッピング:300円
しめて 1,800円。
味は、正直に言うと「ふつう」でした。
ただ、生しらすはやっぱりよかったです。
生しらすは鮮度が命で、いつでも食べられるわけではない一品。
雨の日曜でしたが、無事にありつけてラッキーでした。
つるっとした食感とほのかな甘みが、1日歩いた体に染みわたりました。
ひとつだけ残念だったのは、店内にたばこの匂いが残っていたこと。
味や生しらすはよかっただけに、ここはちょっと惜しかったです。
📍 場所はこちら(Googleマップ)
今回の鎌倉日帰り、かかった費用まとめ
ここまでの出費を、ぜんぶ表にまとめました。
| 項目 | 内容 | 金額 |
|---|---|---|
| 交通費(現地) | 江ノ電 鎌倉〜長谷 往復 | 400円 |
| 食べ歩き | カレーパン・大仏さま焼き・ワッフル | 1,080円 |
| 報国寺 | 拝観料+お抹茶 | 1,000円 |
| 鎌倉大仏 | 拝観料+胎内拝観 | 350円 |
| 長谷寺 | 入れず | 0円 |
| 夜ごはん | 海鮮丼+生しらす | 1,800円 |
| 合計 | 約4,630円 |
鎌倉での日帰り費用は、現地でかかった分がぜんぶで約4,600円。
あらためて見ると、寺社の拝観料は数百円とお手頃です。
費用の大半は、やっぱり食べ歩きと夜ごはんでした。
逆に言えば、食事を控えめにすれば、もっと安く楽しむこともできます。
※自宅から鎌倉までの往復交通費は、お住まいによってプラスしてください。
これから鎌倉に日帰りで行く人へ。失敗しないための4つのコツ
最後に、今回の体験からわかった「行く前に知っておきたいこと」をまとめます。
①現金を用意しておく
報国寺のお茶のように、現金のみのお店や拝観受付もあります。
キャッシュレスに慣れていると、ついカードやスマホ決済だけで来てしまいがち。
小銭を含めて、少し多めに現金を持っておくと安心です。
②あじさい狙いなら、朝イチで当日券を
6月の長谷寺は、あじさい券が当日の整理券制になります。
見頃の土日は、昼前に売り切れることも。
あじさいを見たいなら、朝早い行動が鉄則です。
③雨でも大丈夫な靴を
今回いちばん後悔したのが、靴です。
鎌倉は坂道や石畳も多く、雨の日はかなり滑りやすくなります。
普通のスニーカーだと中まで濡れてしまうので、防水仕様の靴や、濡れてもいい靴があるとずっと快適です。
④移動は「徒歩」か「バス」かを決めておく
鎌倉駅から報国寺のように、歩道が細くて歩きにくい区間もあります。
ラクをしたいならバス、雰囲気を味わいたいなら徒歩。
体力とお天気に合わせて、移動手段を選びましょう。
まとめ:鎌倉は日帰り&約4,600円で大満足できる
雨の日曜という残念なコンディションでしたが、それでも約4,600円で、
食べて、歩いて、竹林に癒されて、大満足の1日でした。
鎌倉は主要スポットがコンパクトにまとまっているので、日帰りでも、この費用で十分楽しめます。
カップルでも、友達同士でも、それぞれの楽しみ方ができるのが鎌倉のいいところ。
長谷寺のあじさいという宿題は残りましたが、それもまた、次に行く理由ができたということ。
鎌倉、やっぱりいい街です。


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