
スピークとスピークバディ、名前が似すぎててどっちを選べばいいのかわからない……
この記事では、そんな疑問に両方とも実際に申し込んだ私が答えます。
結論から言うと、この2つは似ているようで、入口の設計思想がまったく違うアプリです。
読み終わる頃には、「自分はこっちだな」が画面のイメージ付きで決まっているはずです。
【最初に結論】スピークとスピークバディ、どっちを選ぶべきか

| 比較項目 | スピーク(Speak) | スピークバディ |
|---|---|---|
| 会話相手 | 実際の講師の動画+AI(フリートークはキャラクターと) | AIキャラクター(AIバディ) |
| 始め方 | コースを自分で選ぶ | レベル判定から始まる |
| 無料体験 | 7日間(クレカ登録あり) | 3日間(クレカ登録なし) |
| 料金(最安) | 年払いで月あたり約1,650円 | 12ヶ月プランで月2,367円 |
| こんな人に | 話す量を増やしたい人 | 現在地を知ってから始めたい人 |
| 詳細レビュー | スピークの評判を調べた記事 | スピークバディの評判を調べた記事 |
| 公式サイト | 公式サイトを見る | 公式サイトを見る |
どちらかが劣っているというより、同じ項目でも狙っているものが違います。
たとえば「始め方」。スピークの「コースを自分で選ぶ」は、自分のレベルがわかっている人には最短ルートになります。判定を待たずに、好きな単元からいきなり入れるからです。
逆にレベルに自信がないと、この自由さが「どれを選べばいいのかわからない」に変わります。スピークバディの判定は、そこを先に決めてくれる仕組みです。
ひとことで言うと、「走りながら考えるならスピーク、地図を見てから走るならスピークバディ」です。
私自身は、両方を申し込んだうえでスピークを課金して使っています。優れているほうを選んだのではなく、毎日話す量を確保したかったからです。
好みだけで言えば、レベル判定から入れるスピークバディのほうが好きでした。それでも目的を優先した、というだけの話です。
この記事で確かめること(※タップで各セクションへジャンプ)
2つの違いを1枚の表で

料金から機能まで、判断に効くところを1枚にまとめました。
| 比較項目 | スピーク(Speak) | スピークバディ |
|---|---|---|
| 月払い | プレミアム 3,800円/プレミアムプラス 5,800円 | 1ヶ月プラン 3,980円(税込) |
| 年払いの総額 | プレミアム 19,800円/プレミアムプラス 29,800円 | 12ヶ月プラン 28,400円(税込) |
| 体験後の自動課金 | あり(期間内に解約すれば無料) | なし |
| 申し込み〜開始の流れ | Web申込→決済→アプリDL→ログイン | アプリDL→質問に回答→レベル判定 |
| 開始時のレベル決定 | 自分でコースを選ぶ | CEFRベースの判定テスト |
| レッスンの相手 | 実写の講師動画+AI | AIキャラクター(AIバディ) |
| フリートーク | あり(シチュエーション設定・キャラクターと会話) | あり(バディチャット・1日3回まで) |
| レッスンの組み立て | フレーズを増やす → フリートークで実戦 | シーン別に単語→フレーズ→会話 |
※料金は改定されることがあるので、最新の情報は公式サイトで確認してください。
一番安い形どうしで並べると、スピークが月あたり約1,650円、スピークバディが2,367円。差は月700円ほどです。
ただ、この表で本当に効いてくるのは金額ではありません。無料体験のクレカ登録の有無と、レッスンの組み立て方の2つです。
スピークはこういうアプリ
アプリを開くと、最初からこの画面です。

「第1部 簡単な会話」から素直に始まります。2026年7月時点で、申し込んでアプリを開くまでの流れにレベル判定テストの工程はありませんでした。 左上の「コース」から、レベルや目的に合わせて自分で選ぶ作りです。
ここで誤解しないでほしいのは、スピークにレベルの概念がないわけではないという点。プロフィール画面には「スピークレベル」という指標があり、公式もこれを英語力のアセスメント機能として案内しています。違いは「診断機能の有無」ではなく、入口を自己選択にしているかということです。
レッスンを開くと、実写の講師が出てきます。

サムネイルに写っているのは実際の人の顔です。人が話している映像を見て真似できるので、口の動きや間の取り方まで拾えます。
そして見落とされがちなのが、レッスンとは別にある「フリートーク」です。テーマやシチュエーションを設定して、AIと自由に会話するモード。ホテルのチェックインやお店での注文といった場面を選んで話せます(公式ヘルプでも「イタリアンレストランで注文する」のような設定例が紹介されています)。
相手は画面の中のキャラクターで、背景も衣装も場面に合わせて用意されます。会話の途中でヒントや訂正をもらえるほか、間違えた内容をもとに自分専用の復習レッスンが作られる仕組みもあります。
あわせて読みたい:スピークの料金プランと解約の注意点は、こちらで詳しく書いています。
スピーク(Speak)の評判・口コミは本当?課金して使った感想と無料体験の注意点
スピークバディはこういうアプリ
アプリを入れて質問にいくつか答えたあと、いきなり英文を読まされます。

読み上げると、それだけで判定が終わります。所要時間は1分もかかりません。結果がこちらです。

私の判定はレベル4(初級)。さらに内訳まで出ます。

総合36点。コミュニケーション15/50、知識9/30、流暢さ12/20。数字で出されると、なかなかこたえます(笑)
ただ、入口の狙いはまさにこの「刺さる感じ」にあります。自分がどこにいるかわからないまま走り出すのが、英語学習で一番よくある詰まり方だからです。
レッスンの舞台は、日常のシーンです。私が体験したのは「入社初日」。会話にいきなり入るのではなく、まずそのシーンで使う単語を仕込む構成でした。


単語→フレーズ→会話と階段を上ってから話す作りなので、「いきなり話せと言われて詰まる」ことがありません。仕上げには「バディチャット」というフリートーク機能があり、学んだフレーズを使って用意されたシチュエーションの中で会話します(2026年8月時点の公式情報では1日3回まで)。
あわせて読みたい:スピークバディのレベル判定とカリキュラムは、こちらで詳しく書いています。
スピークバディは意味ない?評判・口コミを50万円級スクールに通う学習者が調べ尽くした
結局どう違うのか
どちらもキャラクターを相手に会話練習ができます。違うのは、そこへ至る道のりでした。
スピークは、フレーズを一つずつ体に入れて、自由に話したくなったらフリートークへ移る。素材を貯めてから使う組み立てです。
スピークバディは、シーンに沿って単語→フレーズ→会話と上って、最後にバディチャットで実践する。シーンの中で覚えて、そのまま使う組み立てです。

どちらが優れているというより、覚える順番の好みです。ちなみに私は素材を貯める派でした
スピークがおすすめな人

理由はシンプルで、スピークは「英語を口から出す回数」に全振りした設計だからです。レッスン中に自分がしゃべっていない時間がほとんどありません。
そして量をこなすうちに物足りなくなったら、フリートークで自由に話す場所が用意されています。素材を増やす場所と、使う場所が両方あるのが強みです。
逆に、レベルに自信がなくて何から手をつけるか決められない人や、カードを出すこと自体に抵抗がある人には、この自由さが負担になります。その場合は次のスピークバディのほうが向いています。
あわせて読みたい:「恥ずかしくて話せない」タイプの人には、こちらの記事も参考になるはずです。
英語を話すのが恥ずかしい人へ|克服しなくていい理由と、恥ずかしくない練習場所のつくり方
スピークバディがおすすめな人

こちらの強みは、始める前の迷いを消してくれることです。1分の判定で現在地が数字になり、そこからカリキュラムが組まれます。
しかも、カード情報を一度も聞かれないまま3日間ぜんぶ使えます。「解約を忘れたらどうしよう」という緊張感がゼロで試せるのは、想像以上に大きいです。
逆に、とにかく量をこなしたい人や、体験期間を長く取って判断したい人には、3日間は短く感じるはずです。その場合はスピークのほうが向いています。
両方を使ってみて感じたこと

私は2026年7月26日にスピークを契約して、いまも使っています。スピークバディのほうは、3日間の無料体験を試しました。

ここから、両方を触ってみて気づいたことを順に挙げていきます。
スピークを使って感じた5つのこと
① 最初は本当に基礎から始まる
いきなり難しい話題は出てきません。天気の言い方のような、教科書の最初に載っているところからです。
そこから少しずつレベルが上がっていきます。「簡単すぎる」と感じる人もいると思いますが、口を動かす習慣を作る段階だと考えると理にかなっています。
② 通信状況でレスポンスが遅くなることがある
これは書いておかないとフェアではありません。電波が弱い場所だと、こちらが話し終わってからAIの反応が返るまでに間が空きます。
会話のテンポが命のアプリなので、この待ち時間はそれなりに気になります。移動中よりも、Wi-Fiがある場所のほうが快適です。
③ 人に向かって話すわけではないので、大きな声で出せる
対人のレッスンだと、声が小さくなりがちです。相手にどう思われるかが頭をよぎるからです。
スピークは相手が画面なので、遠慮なく声を張れます。地味なようで、発音練習にはかなり効きます。
レッスンで声が小さくなる悩みそのものは、オンライン英会話が恥ずかしいときの「声出し練習」の挟み方で詳しく書いています。
④ 一単元終わるとスコアが上がる
終わるたびに数字が動くので、「やってる感」があります。
上の画面にある「話した文章」「学習時間」も、使うほど積み上がっていきます。この設計は、数字が伸びるのが好きなタイプによく効きます。
⑤ 通常のレッスンは「フレーズを増やしている」感覚
レッスン中は文章が画面に表示されていて、それを声に出す形が中心です。会話のキャッチボールをしているというより、使える言い回しを一つずつ増やしていく感覚に近いです。
物足りなく聞こえるかもしれませんが、話すための「弾」を先に増やす段階だと考えると、私には合っていました。フリートークに移ると自由に話せます。レッスンは素材集め、フリートークは実戦、という役割分担だと理解しています。
スピークバディを試して感じた3つのこと
① レベル判定が、いちばん記憶に残った
英文をひとつ読むだけで、総合スコアと3項目の内訳が返ってきます。「自分はいまここにいる」が数字で見えるので、そこから何をやればいいかを考えやすくなります。
② レッスンの中で「人と話してる感」があった
意外だったのがここです。相手は実写ではなくキャラクターなのに、画面の中の外国人キャラクターに向かって話していると、「その人に話しかけている」感覚になります。
しかもこれが、特別なモードではなく通常のレッスンの流れの中で出てきます。自分で話す時間もあるので、読む練習ではなく能動的なアウトプットをしている手応えがありました。
③ 私の好みは、実はスピークバディのほう
課金しているのはスピークですが、入口の体験として好きだったのはスピークバディでした。
理由は2つ。レベル判定から入れることと、会話している感覚が強かったことです。自己申告でコースを選ぶより判定してもらったほうが納得して進められますし、話しかける相手がいると口も回ります。
好みで選んでいたら、たぶん逆になっていました。ここは読者のみなさんも分かれるところですが、迷ったら私と同じように目的で選ぶのが確実です。
申し込み手順を画面の順番で解説

スピークの申し込み手順
途中でいちばん身構えるのは、このクレジットカードの登録画面です。

無料体験でもこの画面は必ず通ります。期間内に解約すれば料金はかからない仕組みです。
なお、申し込みの完了画面には体験期限の日付が出ません。解約日を把握したい場合は、後述するアカウント管理の画面で確認するのが確実です。
画面つきの詳しい手順は、個別のレビュー記事にまとめています。
スピーク(Speak)の評判・口コミは本当?課金して使った感想と無料体験の注意点
スピークバディの申し込み手順
こちらはWebでの申し込みがなく、アプリの中だけで完結します。起動して質問に答え、レベル判定を受けるところまで、カード情報は一度も聞かれません。

判定が終わると、この画面が出ます。「自動的に料金が発生することは無いから安心してね」と、アプリのほうから明言してくれます。
登録の手間で比べると、スピークバディのほうが圧倒的に軽いです。その代わり体験できるのは3日間。スピークは手間がかかる分、7日間じっくり触れます。

手間を取るか、期間を取るか。私なら、7日間じっくり試せるほうを取ります。
画面つきの詳しい手順は、個別のレビュー記事にまとめています。
スピークバディは意味ない?評判・口コミを50万円級スクールに通う学習者が調べ尽くした
発音を重視するならELSA Speakという選択肢も

この2つで迷っている人が、もうひとつ名前を見かけるのがELSA Speakです。ELSAは発音矯正に特化していて、母音や子音のどこがずれているかを音単位で指摘してくれるタイプのアプリです。会話の量を増やしたいならスピーク、レベルを把握して体系的に進めたいならスピークバディ、発音そのものを直したいならELSA。この住み分けで考えれば迷いません。
なお、発音を「直したい」のではなく「人前で出すのが恥ずかしい」が悩みの中心なら、アプリ選びの前に発音の恥ずかしさの正体を知るほうが近道です。
よくある質問

Qスピークとスピークバディは同じ会社のアプリですか?
A違います。スピークはアメリカのSpeakeasy Labs, Inc.、スピークバディは日本の株式会社スピークバディが開発しています。名前が似ているだけの別サービスです。私も申し込むまでは同じ系列だと思い込んでいました(笑)
Q英語がまったくの初心者です。どちらがいいですか?
A自分のレベルに自信がないなら、スピークバディの判定から入るほうが迷いにくいです。ただスピークも超初心者向けのコースが用意されていて、第1部は天気の話のような基礎から始まります。私が実際に開いた最初のレッスンも「How’s the weather?」でした。
Q無料でどこまで使えますか?
Aどちらも無料体験の期間中は全機能が使えます。スピークは7日間、スピークバディは3日間です。ただしスピークはカード登録が必要で、期間内に解約しなければ有料プランへ移行します。私はカレンダーに解約期限を入れてから登録しました。
Qクレジットカードを登録せずに試せるのはどちらですか?
Aスピークバディです。アプリを入れて質問に答え、レベル判定を受けるところまで、カード情報を聞かれる場面がありません。試すだけならこちらのほうが気楽です。
Q解約は簡単ですか?
Aどちらも解約はできますが、登録した経路で手続きの場所が変わります。スピークの場合、App Store経由ならApple IDのサブスクリプション設定、Google Play経由ならGoogle Playの定期購入設定、Web経由ならアプリ内のメンバーシップ管理からです。私はWeb経由で契約したので、アプリの設定から次の課金日を確認できました。

この画面に次にお金が引き落とされる日が出ます。「次のお支払いの24時間前まで」にキャンセルが必要と書かれているので、期限ぎりぎりを狙わないほうが安全です。
Qスピークに180円で始められるプランがあると聞きました。
A時期によっては、1ヶ月の体験を180円で申し込めるキャンペーンが用意されていることがあります。私が契約したのもこの形でした。ただし内容も期間も変わるので、申し込む時点で公式サイトの表示を確認してください。
Q両方を同時に使うのはありですか?
Aあります。ただ、続ける自信があるならおすすめしません。英語学習で伸びない一番の理由は、複数の教材を薄く触ることだからです。まずどちらかを1ヶ月やり切って、物足りなくなったら足すほうが結果は出やすいです。
QTOEICのスコアアップに直結しますか?
Aどちらもスピーキングの練習が中心なので、TOEIC L&Rの対策教材ではありません。ただ、声に出す練習はリスニングの処理速度に効いてくるので、遠回りの対策にはなると考えています。私はTOEIC対策の教材とは別枠で使っています。
Q途中でプランを変えられますか?
Aどちらも契約プランの変更はできます。スピークはプレミアムとプレミアムプラスの2段階、スピークバディは1ヶ月と12ヶ月の2種類です。迷ったら短いほうから始めて、続きそうなら長いプランに切り替えるのが無難です。
まとめ:迷ったら、無料で試せるほうから

- 2つは似た名前だが、開発元も設計思想も別物
- スピーク=コースを自分で選ぶ入口。話す量を増やす設計に振り切っている
- スピークバディ=CEFRベースのレベル判定から始まる入口。現在地を数字で見せてくれる
- 料金差は月700円ほど。決め手になるのは金額より、カードを出さずに試せるかどうかと、判定から入りたいかどうか
- どちらもキャラクター相手に会話練習ができる。違いは覚える順番
私はいま、スピークを毎日ひらいて、天気や自己紹介のような短い会話を声に出す生活を続けています。
3ヶ月後にどうなったかは、この記事に追記します。伸びていても、伸びていなくても、です。
最後にひとつだけ。
アプリを比べている時間は、まだ一言も英語を口に出していない時間です。
同じようにAI英会話アプリ選びで悩んでいる人の参考になれば嬉しいです。


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