
ツアーサイトの登録画面まで来た。
でも、英語でガイドする勇気が出ない。
私の英語で、務まる?
決まった言いまわしが言えれば、始められます。
私は半年間、英語ガイドとして海外からの観光客を案内していました。
その体験で説明します。
英語力より先に用意するものと、半年でただひとつつまずいた場所も書きました。
読み終わる頃には、登録画面に戻れるはずです。
ツアーガイドに必要な英語力は?

ツアーガイドに必要な英語力を調べると、答えはバラバラです。
中学卒業レベルでいいというもあれば、英検2級やTOEIC600点以上というもあります。
求人になると「TOEIC800以上」や「ネイティブレベル」まで出てきます。
「日常会話レベルって、どのくらい?」と思いますよね。
この幅では、自分が足りているのかわかりません。
決まった言いまわしというのは、挨拶、集合や移動の案内、場所の説明のように、毎回同じ場面で使うセリフのことです。
このレベルで、半年間ガイドができました。
英語が得意だったから続いたのではありません。
用意した言いまわしを、用意したとおりに言っていただけです。

ペラペラだったわけじゃないんです(笑)
言いまわしを覚えるだけなら、本でもできます。
口に出す練習は、私はいまスピークでやっています。
カタコト英語だった私が、半年間ガイドをした話

フリーでガイドをしていました。
場所は浅草です。雷門から仲見世通りを歩いて、浅草寺の本堂まで。2時間のツアーでした。
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ツアーサイトにガイドとして登録して、海外からの観光客からの申し込みを個人で受ける。
この形で半年、続けました。
団体にも旅行会社にも所属していません。
登録して、申し込みが来たら案内する。それだけです。
入口は2つあります。私は前者でした。
| 形 | 入口 | 動き方 |
|---|---|---|
| 個人で受ける | ツアーサイト(私はViator)にガイド登録 | 申し込みが来たら案内する |
| 雇われる | 旅行会社の求人(時給・日給) | 会社のツアーを担当する |
副業として始めるなら、個人で受ける形が一番入りやすいです。
会社を辞める必要はありません。
「申し込みが来なかったらどうしよう」より、「来たらどうしよう」のほうが怖い。
登録画面で止まる人は、たいてい後者です。
英語力を書く欄は、ありませんでした。対応言語で英語を選んだだけです。
半年続いたのは、英語が得意だったからではありません。
用意した言いまわしを、用意したとおりに言えたからです。
ジョークがウケた話

用意していたジョークが、ウケました。
ツアーの最初、雷門の前です。
英語がうまかったからウケたのではありません。
前もって文を作って、口に出して練習して、その場面が来たときに用意したとおりに言っただけです。

準備した甲斐がありました。
用意したのは、挨拶と案内の文、そしてジョークです。
決まった場面で使う文は、前もって作れます。
案内する場所の説明も同じです。
日本語で説明できないことは、英語でも言えません。
ひとつだけ、英語より大事だと半年で学んだことがあります。
ガイドの出来を決めるのは、英語力より人間性です。
向いているのは、ゲストと一緒になって楽しめる人です。
おもてなしに加えて、相手の気持ちに寄り添うこと。
仲見世通りなら「私はこの店が好きです」と、自分の好きなものを紹介するのが喜ばれました。
ただ、それは準備ができていて初めて言えることです。

用意した文は、裏切りませんでした。
準備から外れた瞬間、英語が出てこなくなった

あなたが登録画面で止まっている理由も、ここにあるはずです。
用意したフレーズ以外を「あれもこれも説明したい」となった瞬間。
英語が出てこなくなりました。
用意していた質問以外のことを尋ねられると、とたんにドキドキしました。

言いたいことを伝えられないのは、もどかしかったです。
頭の中が日本語のままだと、言いたいことを日本語で組み立ててから英語にすることになります。
練習した文なら大丈夫でも、その場で思いついたことはとっさに言えません。
足りなかったのは、単語でも文法でもありません。
英語を英語で考えることでした。
英語で考えるクセは、頭の中だけでは身につきません。
思ったことを瞬間的に英語にする。それしかありませんでした。
その後、私はイングリッシュカンパニーで英語を学び直しました。
そのときの記録はこちらです。
あわせて読みたい:
いまは、スピークで声に出す練習を続けています。
相手はAIですが、声に出して、返ってきた英語にまた返す。
あのとき足りなかったのは、この練習でした。
資格はいるのか

資格はいりません。
2018年1月4日に施行された通訳案内士法の改正で、資格がなくても有償で外国語のガイドができるようになりました。
それまでは、資格がないとお金をもらって案内することができませんでした。
残っているのは、名前のルールです。
資格がない人は、「全国通訳案内士」「地域通訳案内士」や、それに似た名前を名乗れません。
個人でガイドをするのは違法なのか、と不安になりますよね。
個人で申し込みを受けて案内すること自体は、資格がなくてもできます。
ツアーサイトのガイド募集にも、資格を問わないものが普通にあります。
私も資格なしで、半年やりました。
まとめ:今の英語で登録していい

やることは、2つだけです。
- 決まった言いまわしを用意する:挨拶、案内、場所の説明。毎回使う文を先に作る
- 声に出しておく:ひとりで読むだけでなく、相手がいるつもりで口に出す
2つめの「声に出しておく」を、私はこれでやっています。
私はいま、声に出す練習を続けています。
最後にひとつだけ。
英語でガイドを始めるのは、いまの英語で大丈夫です。私もそうでした。
同じように英語ガイドの登録画面で迷っている人の参考になれば嬉しいです。

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